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聖火リレーはどうなの?

活動日記

聖火リレーはどうなの?

25日から聖火リレーが福島県からスタートした。オリンピックの開催について、8割の国民が中止や延期をとのアンケート結果もある中、「開催する、しない」または「延期」かの結論が出ていない中での聖火リレーのスタートは、開催する事の既成事実づくりなのか疑問である。
新型コロナ感染症によって、今までの当たり前が当たり前で無く、生活様式の変容が言われる中で、感染リスクを侵してまで強行する目的は何なのか。今までの当たり前が当たり前で無い生活が求められているなら、オリンピックの当たり前も見直しても良いのではないか。その上で聖火に費やす費用をコロナで収入が落ち込み飲食や宿泊、中小企業の補償に充てる、そして雇用の安定と国民の生活を守ることに充てるべきでは無いでしょうか。
復興五輪と言うが、福島ではいまだに帰還困難区域があり、避難生活を余儀なくされている方がおられ、復興は道半ばと言えます。オリンピックで復興をアピールするメッセージを出すことで無く、全ての国民が当たり前の生活に戻るために全力を傾けるべきです。新型コロナ感染は原発事故を克服する事なく与えられた試練であり、聖火リレーの予算は、原発復興やコロナ対策の為に使うべきです。
丸山島根県知事が、政府のコロナ対策の問題を指摘、地方への経済支援と聖火リレーの中止を求めた事には政府はしっかと応えるべきと言えます。