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寒い一日

活動日記

寒い一日

昨年は、雪が積もる事はなかったが、今年は昨年暮れにうっすらと白くなり、今日は近年にない降り方で、日中でも道路は凍結しブレーキを踏むと横滑りするほどでした。
明日以降さらに冷え込むようですので、車の運転にはくれぐれも皆さん気を付けてください。

本日緊急事態宣言が発出されました。東京都の本日の感染者は2,447人の感染者で過去最高を更新した。6日の1,591人の最高から一気に千人近い増加です。
菅首相の会見を見ていると、政府の対応で国民の命と健康が守れ、雇用や暮らしが今後も維持され継続できるのか、1年近く色んなことを学んできた、というがそうであるならもっと早い対応があっていいのではないか、何を学んだかは具体的なものは何の言及もない中で、首都圏と近県だけに緊急事態宣言は、コロナ対応が後手後手と批判をされる中で、追い詰められての対応のように感じられ、何を守りたいのか不安に思えるものです。その最たるものが、「自助、共助、公助」と「まずは自助で乗り切れ、自助がダメなら共助で何とかしろ、それでもだめなら仕方ないから公助が助けましょう」というのが基本にあるから、国民に訴える力、自分の言葉が無いことが問題と言えます。

まずは、GOTOトラベルが間違いであったと反省するべきです。ブレーキとアクセルを同時に踏んで、まともに車が前に進むことは無い。エンジンにもブレーキ系統にも負担がかかり、それぞれの部品自殺者の増加など雇用、生活不安と言う事に現れていると言えます。
政府に信頼が無いと、この難局は乗り切る事は困難と言えます。ここは、国民にだけ自粛など努力を求めるのでなく、新自由主義経済の中で、非正規社員を増やし低賃金と無権利状態の犠牲を強いながら、徹底した効率化の中で企業利益を積み上げた400兆円以上の内部留保の一部でも国民生活を守るために協力を訴えるべきで、そのことで国民すべてが一体となって、コロナ感染症の克服に向けた絆が生まれるのではないでしょうか。
菅首相は、そのことを自分の言葉で訴えるべきと考えます。しかしそんなことは、まかり間違っても言わないと思います。
コロナ禍でまさに、小泉から安倍と進められてきた新自由主義経済は限界であり、国民生活は守れない事が明らかになったと言えます。