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沖縄慰霊の日

活動日記

沖縄慰霊の日

予算委員会において、1億5,700万円の補正予算について審議した。資料要求した中身の説明を受け、事業の取り組み内容や効果など5項目について(他議員と重複は避けた)具体的に質してきました。
GIGAスクール構想整備が、コロナ禍によって2023年までの整備が今年度中に整備と前倒しとなり、全ての小中学校にネット環境が整備され、一人1台の端末が配備されます。今後はオンライン教育が進めば遠隔による在宅授業も可能となりますが、対面での肌感覚による子供の変化は感じる事は出来ない、直接話し合うコミュニケーション力が弱くなるのでは。また、在宅授業が出来る環境が全ての家庭で整はなければ、教育の格差がより拡大することになります。コロナ禍での感染予防と言う面では有効ですが、等しく教育を受ける事や対人関係による人間力を育てる面ではリスクが大きいのではと考えます。

今日は、沖縄戦から75年の「慰霊の日」を迎えた。1945年6月23日に沖縄戦の組織的戦闘が終結ことにちなんで制定された。
毎年、この日に沖縄全戦没者追悼式典が糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われる。公園には「平和の礎」が設置されているが、国籍・軍人・民間人を問わず、戦没者全ての氏名が刻まれている。
沖縄戦は、本土上陸を遅らせる捨て石でもあった。当時、糸満市摩文仁に広がる海は、海面が見えなくなるほど米軍艦隊で埋め尽くされ、海からの砲撃、那覇市から攻めてくる米軍との挟み撃ちにされ、沖縄人たちは南下する日本軍と共に巻き込まれ多くが(逃げ場を失い、摩文仁の丘から飛び込む)犠牲になった。
式典で、安倍首相のビデオメッセージが流されたが、辺野古新基地建設を県民の民意を全く無視し続けていることに怒りを感じる。口先だけの詭弁。言っていることとやっていることが真逆である。閣僚の不祥事にも「責任を痛感している」と言うが責任をとったことは一度もない。私たちは子供のころから「自分の言動には責任を持て」とよく言われたが、こうした人として当たり前の感覚を持ち合わせていないのではないでしょうか。だから、新型コロナウイルス対策でも庶民感覚とずれているのでしょう。

写真は「慰霊に日」に灯される平和の火、摩文仁の丘